1ヶ月で英語をなんとか話せるようにした二つのこと、すれば良かったこと
こんにちは。とらにゅーです。
みなさんは仕事で英語を使っていますか?自分は普段英語を使うことなく良くも悪くものうのうとしていたのですが、2年前にチャンスをもらって仕事で3ヶ月ほどインドに行くことがありました。
当時の自分のスペックは、
- 海外留学、駐在経験ゼロ
- 普段は海外とは無縁の部署
- TOEICは650点(一応。。)
- 読み書きできてもしゃべった経験なし
という状況。とてもじゃないですが、英語でコミュニケーションで無理でした。
せっかくチャンスに飛びついてみたものの、赴任までの1ヶ月どうやってた勉強して海外赴任を乗り切ったか振り返ります。
対策1 英語で話すことに慣れる
まず最大の課題は英語で話せないこと。そこで当時流行していたskypeによるオンライン英会話を活用し、徹底的に話さざるを得ない環境に身を置くことにしました。
時間がない中で、かつ極力英語に触れる機会を設けたかったので、レビューとかみることなく一気に5社に申し込み。無料レッスンを通じて相性のよかった先生のいた一社に絞りました。当時試してよかったのは以下の会社です。
- レアジョブ
- QQ English
- ラングリッチ
無料レッスンって重要で、結構各社で違いがあるのがわかります。なので極力色んな会社を試してみるといいと思います。ただ毎回新しい人と話すので、最初の自己紹介がめんどくさくはあります。まあタダですし、ここは我慢どころ。
人によってどのオンライン英会話がいいのか選定基準は異なると思いますが、自分が重要だなと思ったのは、話し相手が専任講師なのか一般の方なのか、という点です。
毎日話すサービスでは、フィリピンの大学生と話すことのできるサービスもありますが、ただでさえ英語で話すことに慣れていないのに、相手が教えることにたいして素人だと、結構会話に詰まります。
オンライン英会話で最初に困ったのは何を話せばいいのかわからず、言葉に詰まるということ。自分がたまたま話をした先生は、
- 会話のキッカケになるようなヒントをくれた
- 間違ってもいいからどんどん話すような空気感を作ってくれた
といった配慮があり、馴れない英語で話すことのハードルを下げてくれました。こういった点が専任講師の方のメリットだと思い、専任講師を強みとして掲げていたQQ Englishを選び、これが正解でした。
1ヶ月の間4人の先生と話しました。総じてどの先生も熱意があり、話すことに対する心理的なハードルが下がりました。1ヶ月という短期間であっても劇的に英会話の能力は変わったと思います。
基本料金は月額4000円。この金額でできちんとした講師の方に学べるのはよいサービスかと思います。あまりに楽しかったので、自分の場合はさらにオプションで講義回数を増やして受講していました。
試したことはないですが、最近だとDMM英会話もすごく伸びているみたいですね。いくつかオンライン英会話を試しているので、各社のサービスを比較した記事はそのうちまとめておきたいと思います。
英会話に慣れてきたら、逆に専任講師の方じゃなく、大学生などの一般の方と話すのも良いと思います。実際に英語で話す場面では講師の方のような優しさはないわけですし。
対策2 ビジネス英語の型を学ぶ
オンライン英会話でアウトプットする場が用意できたら、次に対策したのはインプットとしてビジネス英語の型を学ぶということ。自分が使ったのは以下の本です。
この本で学んだことは、
- ビジネス英語で使うフレーズは決まっている
- 基本的なパターンを学ぶことで十分会話をできる
ということです。赴任中もこの本を持っていって継続して学習していました。
また、普段からNHKの入門ビジネス英語を聞くのも一つ手だと思います。
自分は帰国してから継続して聞くようにしています。入門ビジネス英語であれば週に二回ですし、そんなに負担にならないので継続しやすいです。必要なのはテキスト代だけなので、月に400円の投資で十分なリターンがあります。
対策3 自己紹介の方法を学ぶ
これは自分はできておらず、十分に事前に対策しておけばよかったな、という話です。
インドでは、
- 日本はどういうところなのか
- 自分はどんな人間なのか
とか、アイデンティティを問われる場面がすごく多く、英語でどういう言い回しをすればいいのかスゴく困りました。。
日本と違い職能の考え方がハッキリしているので、自分はどんなことができて、どんな貢献ができるのか、という点を盛り込みながら1分位の自己紹介のスピーチを考えておくと良いと思います。
さらに日本の文化や歴史なども知っておくと良いと思います。
まとめ
いかがでしたか。簡単な言葉でまずはしっかり話すことが第一歩だと思います。正確な言い回しを意識しすぎて話せないよりも、間違ってもいいから話せばよいと思います。黙っていてもどの道英語が下手くそなのはばれますし、拙くても伝える気持ちがあれば相手も耳を傾けてくれます。
赴任先がネイティヴなのか非ネイティブにもよるかもしれませんが、インドの方は非ネイティブなので、私のように英語が下手な人の気持ちを理解してくれました。しっかり理解しているか要所要所で確認してくれたり、ゆっくり話してくれたり配慮してもらい、だいぶ助けてもらいました。
インドの方の英語はものすごく早く感じるので赴任直後はだいぶ苦労しました。しかし3ヶ月しっかり食いついたことでだいぶ円滑にコミュニケーションできるようになったと思います。
赴任まで1ヶ月間と短い期間でもある程度のレベルまではなんとかいけたかと。
このエントリーがみなさんのお役にたちますように。ではでは。